2009/08/26 (水)
お盆 1 [Diary]
先週は遅い目のお盆休みでした。
幸い東名は下りが開通ずみ。
真夜中に浜名湖SAに立ち寄ると、先ほど上り線を開通しましたと言うアナウンスが聞こえてきた。
さすがに中一日であれだけ崩落した場所を復旧できるわけがないよなぁと思っていたら、やはり15日深夜までかかったわけだ。
それでも早い復旧だな、と思う。
帰省といってもどこか遊びに行くわけでもなく、
両親を買い物に連れて行ったり、庭の伸びきった木を切ったり草刈りをしたり、
甥っ子に頼まれて買っていったNゲージを渡したり。
それにしても過ごしやすいお盆だった。
昼間でも風通しの良いところにいれば冷房は不要で、
夜中は寒いぐらい。
帰り道は、早朝に実家を車で出発して、和歌山 ->京都 ->福井 ->自宅
と一日で920Kを走った。
途中SAで和歌山のお土産を買って、まずは京都に立ち寄り。
ちょっと鉄道趣味で、梅小路機関区の蒸気機関車を見る。
そのあと、3年ほど前に京都に移り住んだ友人宅にお邪魔する。
今年の5月の連休頃に、彼の奥様が亡くなられていて、それを知ったのはすでに葬儀も終えた頃だった。
遅くなっても一度は顔を出そうと思い、伸び伸びになっていたのだが、友人いわく、最近やっと気持ちも落ち着いてきた頃だと言い、まあ、このタイミングで良かったのかも。
年上の奥様は実は知る人ぞ知る漫画家で、やまだ紫先生という漫画家だ。
10年ぐらい前には先生を含めて、仲間で時々飲み会やカラオケに行ったりという交流があった。
ものすごく密接な交流があったというわけではないのだが、いざ、ご本人の遺影を前にすると、思わず涙がこみ上げてきた。
いつも笑顔で、穏やかで、素敵な方だったのに。。
やはりこれは現実なのだなと思うと何ともやるせない。
しばしの間、二人でとりとめもない、東京にいた頃の苦労話などをして、京都を後にする。
今回、事前に「行くよ」とは言わず、あえて当日朝に電話をしたのだが、まあ、留守だったら留守で運がなかった、それまででいい。
何というか「いや、たまたま近くまで来たもんだからさぁ」というのを口実にして、あまり構えずに逢えたらいいなと思った。
最も、東京から京都まできて、「たまたま」なんて事は無いんだけれど。
彼とは10年以上前、私のいた会社が倒産したころ、一緒に苦労した仲なので、ある種の戦友みたいな感覚がある。
久しぶりとはいえ、いままで音信不通だった訳でもなく、メールでも連絡は取れるし、blogで様子もわかる。
わざわざ数日前から行くぞ!と予告するのも、ヘンに気をつかわせるのもちょっと違うし。。
それでも何だかんだ言いながら、久しぶりに会って、思ったより元気そうな顔を見て少し安心した。
(つづく)
Posted by ちはる at 02:03 Comment ( 0 )